体外受精
IVF治療の流れをご紹介します。
ざくろライフのIVFパッケージに含まれているもの
- 短期間のIVF治療
- 10日間の卵巣刺激
- 1回のhCGトリガーショット
- レーザーによるアシスティッドハッチング(孵化補助)
- 5日胚移植(胚盤胞)

ステップ1:準備
ドナーを決定後、患者様に合わせたスケジュールが組まれます。
IVFプロセスに向けての準備を開始します。
ピルの服用を開始し、ドナーの排卵期と合わせます。

ステップ2:ベースライン検査
ドナーのベースラインテストでは、ウルトラサウンド、ホルモンテストを実施し、排卵可能かどうかをチェックします。
嚢腫が見つかった場合、自然に治癒するのを待つため、治療が1週間ほど遅れることがあります。

ステップ3:排卵
ベースラインテスト後、10日間のホルモン注射をし卵胞を刺激します。

ステップ4:トリガーショット
卵胞が十分採取可能なサイズになると、ドナーは最後のhCG注射をします。

ステップ5:卵子採取
hCG注射してから36時間後、ドナーには鎮静剤を与えられ、膣からカテーテル(ガラス製の細い針)による採卵をします。
採卵による副作用はあまり一般的ではありませんが、ドナーがもし卵巣過剰刺激症候群(OHSS)を発症した場合には安全かつすみやかに対処します。

ステップ6:受精
エンブリオロジスト(胚培養士)が卵子の質を検査します。良好な卵子と受精させるため、パートナーの精子は洗浄され、良好な精子が培養器(インキュベーター)に入れられます。
ICSI(顕微授精法)が有効かどうかは、エンブリオロジストがこの段階で判断します。

ステップ7:胚移植
5日間培養された胚は胚盤胞と呼ばれ、患者さまの子宮に移植されます。
胚盤胞が子宮内膜に着床し落ち着くまで、30〜2時間かかります。

ステップ8:2週間待機
胚移植から2週間後に妊娠検査をします。この期間、プロゲステロンを摂取するのがとても重要です。
心拍と体温を一定に保つことがより良い移植につながります。

ステップ9:妊娠検査
2週間後に妊娠検査をします。妊娠が確定したらその後8週間、プロゲステロンを摂取することになります。
もし妊娠が確定しなかった場合、プロゲステロンの摂取をやめ、また次の体外受精へのプランに移ります。凍結した胚がある場合、迅速にFET処置を行う手続きをします。